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ROBIN EUBANKS
一部の作品については、レコードの情報などを記載していますが、
発売もとなどについては、筆者の入手した時点での情報ですので、
今は変更されている可能性があります。
DEDICATION
参加メンバー:
TROMBONE:ROBIN EUBANKS,STEVE TURRE
PIANO:MULGREW MILLER
BASS:CHARNETT MOFFET
DRUMS:TONNY
REEDUS
CONGA,TIMBALES:JIMMY DELGADO
演奏曲目:
1)THE NEW BREED 2)V.O. 3)RED BLACK & GREEN BLUES 4)TRANCE DANCER 5)PERPETUAL
GROOVE 6)ESPECIALLY 7)KONCEPTS 8)VICTORY
コメント:
スティーブトゥーレとの2トロンボーンによる作品。やや、トゥーレの個性が強く反映されているようで、ロビンらしさに欠ける気がする。まあ、どんな音楽でもあっさりとこなしてしまうところはさすがだが。
(BAMBOO POLYDOR 834 433-2)
(1989)
DIFFERENT PERSPECTIVES
参加メンバー:
TROMBONE:ROBIN EUBANKS,SLIDE HAMPTON,CLIFTON ANDERSON,DOUGLAS PURVIANCE
ALTO SAX:STEVE COLEMAN
FLUGELHORN:MICHAEL ANDERSON
KEYBORD:JAMES WEIDMAN
BASS:RAEL WESLEY
GRANT,PETER WASINGTON
DRUMS:TERRI
LYNE CARRINGTON,JEFF 'TAIN' WATTS
PERCUSSION:JERRY GONZALES
GUITER:KEVIN EUBANKS
演奏曲目:
1)MIDTOWN 2)THE NIGHT BEFORE 3)TAICHO 4)YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS 5)OVERJOYED
6)WALKIN' 7)DIFFERENT PERSPECTIVES
コメント:
ロビンの初リーダー作。文句なしに、素晴しい演奏が収められている。M-BASEにかなり寄った演奏をしていた時期だが、それだけに終わらないところが彼の音楽性の高さを象徴しているか。ちなみに3曲目は隊長という曲。日本語の題名がついている。これは、彼が信仰している日本の宗教のアメリカでの役割を示しているそうである。結構、親日家?
(BAMBOO J32J 20262)
(1988)
KARMA
参加メンバー:
TROMBONE:ROBIN EUBANKS
TENOR SAX:BRANFORD MARSALIS
TRUMPET:EARL GARNER
ALTO SAX:GREG OSBY
PIANO:RENEE
ROSNES
BASS:DAVE HOLLAND,LONNIE
PLAXICO
DRUMS:MARVIN 'SMITTY' SMITH
GUITER:KEVIN EUBAMKS
RAP:KIMSON 'KISM'
ALBERT
VOCAL:CASSANDRA WILSON
演奏曲目:
1)KARMA 2)MINO 3)MAYBE NEXT TIME 4)EVIDENTLY 5)SEND ONE YOUR LOVE 6)NEVER
GIVE UP 7)THE YEARNING 8)PENTACOURSE 9)RESOLUTION OF LOVE 10)REMEMBER
WHEN
コメント:
91年の意欲作。参加メンバーもすごく、最高の演奏が聴ける。音楽のアプローチも新しいものを積極的に取り入れていて、時代の牽引役となりうるだけのプレイヤーといえるのかもしれない。
(BAMBOO POCJ-1051)
(1991)
MENTAL IMAGES
参加メンバー:
TROMBONE:ROBIN EUBAMKS
TRUMPET:RANDY BRECKER
ALTO SAX:ANTONIO HART
PIANO:MICHAEL CAIN
BASS:DAVE HOLLAND
DRUMS:GENE JACKSON
PERCUSSION:KIMATI DINIZULU
GUITER:KEVIN EUBANKS
演奏曲目:
1)MATATAPE 2)MENTAL IMAGES 3)UNION 2-BROTHERLY LOVE 4)COLLAGE 5)SKIN 'N'
BONES 6)FOR WHAT MIGHT HAVE BEEN 7)X-BASS 8)EGOLI(FORMERLY JOHANNESBURG)
9)CP-TIME
コメント:
カーマの延長線上にあるといえる作品。さらに大きく前進しているその音楽性にはまさに脱帽である。また、このアルバムでは積極的にエフェクターを利用し、あらたな可能性を模索している。聴いて見ると、一瞬、フレットレスのギターと間違えてしまいそうな音がして、驚くことだろう。そろそろ、次の作品を聴きたいところだが、BAMBOOがなくなってしまったこともあり、どうなるのか。
(BAMBOO POCJ-1247)
(1994)
WAKE UP CALL
参加メンバー:
TROMBONE:ROBIN EUBANKS
TRUMPET:DUANE EUBANKS
ALT SAX:ANTHONIO HART
PIANO:ERIC LEWIS
BASS:LONNIE PLAXICO
DRUMS:GENE JACKSON
演奏曲目:
1)UNITED 2)CEORA 3)SOLILOQUY 4)ORIANTAL FALK SONG 5)WAKE UP CALL 6)YOU
ARE TOO BEAUTIFUL 7)SCRAPPLE FROM THE APPLE 8)RUSH HOUR
コメント:
JMTがなくなったことで、どのレコード会社から出てくるかと思っていたら、SIROCCO JAZZという、マイナーな会社からの再出発となったようです。とにかく、今のトロンボーン界になくてはならないプレイヤーの一人、ロビン・ユーバンクスの最新作です。今回は、今までの路線とはがらりと雰囲気を変え、ストレートアヘッドなジャズです。聴きやすく、テクニック的にも問題はないのですが、すこし物足りないのは私だけでしょうか。彼には、M-BASEのころと同じとはいかないまでも、もっと音楽の可能性を追求してほしいものです。
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