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ダブルタンギングの練習(応用編2)
STEP 6 動きの中でダブルタンギングを使う
ここから、一気にレベルアップする。動きの中で、タンギングを効率良く当てはめていく。これは、書いてしまえば簡単だが、トロンボーンには特に難易度が高い。いや、他の楽器の人にとっても簡単なテクニックではない。ただ、構造的にレガートが難しい楽器である以上、タンギングを入れることは必須であり、これをマスターすることで非常に有利に演奏をすることができる。
実際にどういった練習をすればいいか。これはなかなか難しいのだが、単純なことから始めてみよう。
(譜例6)
何のことはない。音を半音、ポジションをひとつ動かすだけである。ただ、最初はタイミングが難しいだろうが、根気である。
(譜例7)
だんだん、数を多くしていく。このとき、できるだけスライドの動きが滑らかにいくように、手の動きを近付ける方向(7〜1ポジションへ)か、放す方向(1〜7ポジション)に工夫するとやりやすい。
また、スライドをポジションで一瞬、止めてしまいがちだが、できれば流れの中で、発音できるようになればベストである。
なれてきたら、いろいろなフレーズをダブルタンギングを使ってやってみよう。練習次第で、普通の音階練習も、ダブルタンギングでできるようになる。注意するのは、スライドの動きができるだけ小さくなるように、替えポジションを工夫すること。いくら腕のスピードをあげても、1ポジションから6ポジションはつらい。F管があれば、利用すれば良いが、ない場合は替えポジションを使う。低音でポジションがない場合は、諦めて移調することを考えよう。
トロンボーンにタンギングは永遠の課題である。挫けることなく、日々研究を重ねて下さい。何か、他に良い方法を御存じの方は、メールで知らせていただけると有り難いです。
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